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【プロフェッショナル・ニートのラグビー観察】変わりゆく時代と変わらぬ思い〜ラグビー憲章〜

昨年にスタートした、「プロフェッショナル・ニート」Neggy氏の連載第2弾。今回は「ラグビー憲章」をNeggy氏が観察する。どんな競技もルールの変更はよく行われるのだが、絶対に変わらない精神が存在する。ラグビーに当たるその不変のものがラグビー憲章だ。日常生活とリンクさせて理解させてくれるNeggy氏の語りは必見だ。

Ellis Web編集部

1.Neggyの雑談

apple社から新型のスマホが発売されました。技術の進化を肌で感じますね。

話題の女性芸人さんがネタにするような肩から描けるタイプからポケベル、ピッチ、光るアンテナが付けられたり、着メロを手打ちしていたり、謎のチェーンメール、写メが搭載されたり、と、もはや生活サイクルの中心的な存在と言っても過言ではない携帯電話。

振り返ってみるととても大きな変化を遂げて来ました。そんな考えにふける度にI’sの伊織ちゃんの「変わらないで」というセリフと笑顔が頭をよぎるのであります。

こんにちは、絵馬には必ず「みんなと過ごす笑顔の毎日がずっと続きますように」と書き込むNeggyです。

2.Neggy がラグビー憲章を解説

前回は「ノーサイドの精神」について紐解いてみました。ニート目線の「ノーサイドの精神」とは、

【敵味方別れて血を流し体をぶつけ合った後はみんなラガーマンっていう仲間なんだぜ!なんなら審判も観客もみんな大事な仲間だ!おまえらマジで最高!!乾杯!!!】

というスポーツマンシップの極みとも言える素晴らしい精神だ、という雑談でした。今回はもう一つ非常に重要かつ特異性のある要素と考える「ラグビー憲章」について触れてみます。

ラグビーに限らず、ぼくの大好きなNBAとサーフィンのコンペもオフシーズンに細かいルールの変更が入ることがあります。

放映権収入やスポンサー収入の変動によるサラリーキャップの枠や契約更改のルールの変更や、より観客を熱狂の渦に巻き込むためのルール変更などが多いようですが、最近では技術の進歩により機械でのジャッジの導入も行われています。

3.ラグビー憲章は「不変」

そんな中、絶対に変わることがないとされるものがラグビーには存在します。それが「ラグビー憲章」です。

特に5つの精神「品位(INTEGRITY),情熱(PASSION),結束(SOLIDARITY),規律(DISCIPLINE),尊重(RESPECT)」は知っていて損がない素敵な言葉なのです。それぞれ知っている単語ですが、例えばこの5つの要素を兼ね備えている男性を想像してみて下さい。漢らしいです。めちゃくちゃかっこよくないですか?

このマインドを共有しているからなのか、ラガーマン同士はとても仲良く信頼し合っている印象を受けます。

サーフィンでいうなら「One man, One wave」に「Local Respect」という全世界共通のサーファーマインドに当たるものであると勝手に解釈をしています。Goodサーファーも男らしくてかっこいい人が多く、海から上がると優秀なビジネスマンだった、なんていうのもサーファーあるあるなんです。

とにかくぼく個人は、自分なりの行動規範をしっかり持っている人は憧れます。何より扱いやすくて、もとい付き合いやすくて大好きです(笑)
日本人に馴染み深いところだと「憲法と法律」の関係も近い気はしますがここはニートの分際で触れていい分野ではなさそうなのでスルーします。

4.日常生活に通じる「ラグビー憲章」

Paolo Bona / Shutterstock.com

日常生活において「ラグビー憲章」に通じるものが、企業の経営理念や学校の教育方針であると考えています。

学校や会社が合わないな〜って嘆いている人を見かけたりします。

「うちはガンガンスパルタで勉強させて進学させてくぜ!」っていうスタイルを打ち出している進学校に、のんびりとマイペースで気が向いたらすごく勉強し、強要されると全く何もしなくなってしまう天邪鬼な天才肌を入学させてみたら、気持ちが折れてドロップアウトしてしまう姿が想像できます。そして自分がそうであったのであろうと言い訳をしてみます。

利益を上げることが最優先の企業の活動においても同じようなことが言えると思っています。

例えば何よりCSを最優先するスタイルの企業と、ESの先にCSが繋がってくるという、行動プロセスに違いのある2つの企業があったとします。

求めているもの(利益)は同じだとしても、活動についての選択肢も変わってきますし、結果についての評価やエラーが起きた時の対処についても大きく変わってくる訳です。

例えばキックがめちゃくちゃ上手でワールドクラスのスキルを持っているが故にすぐにガンガンキックしちゃう選手がいるとします。

とにかくランプレーで切り裂いていこうぜ!と掲げているチームに在籍している場合、トライまでのプロセスが周りの選手と大きく異なっては試合にも出づらいでしょうし、使いどころも限られてくると考えられます。

そんな立場に自分が置かれたらどうします?ぼくならガンガン蹴らせてくれるチームにすぐ移籍したくなってしまいそうです。

しかし、普段は目立たなくても「まさに正念場!そんな時にとっておきの秘密兵器としてお前のキックが必要なんだ!」ととにかく頼りにしてくれて、思わず恵比須顔になるほどのお給料くれるとするなら、自分を殺してでもそこにいたいな、と思うかもしれません。

どちらが正解だったのか?そんなことは後から振り返って自分で納得できればいいことだと思います。

これから進路を決めていく人や、今の状況ってどうなのだろうか?と悩む人がもしいましたら、通いやすさやお給料だけでなく、どんなことを打ち出している集団なのか?という所にも目を向けて見てはいかがでしょう?ぼくみたいに失敗ばかりの人生じゃなくなるかも?

しかし、たとえ過去が失敗ばかりでも、笑顔にさせくれる仲間や先輩との結束(SOLIDARITY)があるからNeggyは毎日幸せです。

文:Neggy
編集:Ellis Web編集部