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【プロフェッショナル・ニートのラグビー観察】「ノーサイド」を考える

新連載が開始ー。起業経験があり、現在はニートと異色の経歴を持つ、「プロフェッショナルニート」ことNeggy氏。彼の人生経験とリンクする、ラグビー談義は経験者はもちろん、ラグビーを1から学びたい人も必見の内容だ。

Ellis Web編集部

1.「プロフェッショナル・ニート」とは?

「プロフェッショナル・ニート」の名はNeggy(ネギー)。24歳で実兄と起業独立し、3期で年商2億円超を売り上げるまでビジネスに没頭する。しかし業務上でのトラブルや親代わりだった祖父母との死別を経験。

働くことと生きる意味を見つめ直すためにニートの道を選び、貯えが尽きるまで本気で好きなことだけを追求する、と決意する。モットーは「ハンパない中途半端」。好きな言葉は「大器晩成」。

ニックネームは誰が呼んだか、サーフボードを抱えたスナフキン。
趣味はスポーツ観戦と国内外へのサーフトリップで、旅先で体力が尽きる限り展開されるハシゴ酒はごく一部の変わり者からの圧倒的な支持を得る。人より少しだけ多く楽しいことと辛いことを経験してきたNeggy(ネギー)がラグビーの魅力をお伝えします。

2.Neggyのラグビーとの出会い

スポーツ観戦を愛する僕が、ラグビーという素晴らしき文化に出会ったきっかけはニートになりたての頃、とある先輩と飲みに行った時のことです。

その先輩は、「僕に子供が出来たらこんな男になってもらいたい!」と公私共に尊敬している人物で、とても漢らしく濃厚なラガーマンでした。

この飲み会の本来の目的はその先輩が何を考え、何を経験し、何に向かって生きているのか?という、先輩の内面に迫ることでした。

その会話の中で、先輩の口からはラグビー由来の思考プロセスが出るわ、出るわ…。
気が付けばラグビーというスポーツに興味を持っていたのです。
ということでラグビーについて色々考えてみます。

3.「ノーサイド」の精神とは

まずは「ノーサイド」という言葉から紐解きます。ラグビーの試合が終了すると、「ピピー!」という笛と共に、審判から「ノーサイド!」というコールがされます。

この「ノーサイド」ですがただの試合終了の合図とは違います。

というのも、ラグビーという競技は「ノーサイドの精神」に則って競い合うように、試合終了以上の特別な意味を持つのです。

「ノーサイド」を直訳すると「サイドが無い」つまり「敵も味方もない」という意味。
Neggyなりにさらに噛み砕くと…、

「敵味方に別れて体をぶつけ合った後は、みんなラガーマンっていう仲間なんだぜ!なんなら審判も観客もみんな大事な仲間だ!おまえらマジで最高!!」
こんな具合でしょうか。

このように、「ノーサイド」はスポーツマンシップの極みとも言える素晴らしい意味を持ちます。

4.「ノーサイド」と「ビール」が関係?

ノーサイドのコールの後、選手や監督、さらにスタッフや審判までもロッカールームまで肩を組み、抱き合い、お互いを称えながら戻っていくわけです。

そしてここでビールの登場です。

なんの脈略もなく思える、この2つの言葉ですが、そうです、「ノーサイド」の後乾杯しちゃうこともあるんですって!

さすがは紳士の国、英国発祥のスポーツですね。スコットランド発祥とされるゴルフの18ホールも、ウイスキーと深く関係があるように英国スポーツとお酒は切っても切れない関係にあるようです。

5.観客席にも「ノーサイド」の精神

シャイと言われる日本人。ビール片手にラグビーを観戦して、「ノーサイド」のコールの後は近くの人と乾杯してお酒の力を借りて仲良くなる、なんていうのも楽しいかもしれません。

ところでラグビーのスタジアムの観客席って見たことありますか?まだの方はぜひ注目
して見て頂きたいのですが、ホーム側の席・アウェイ側の席に別れることなく、それぞれ入り混じって観戦しているケースが多いです。

観客席にも「ノーサイド」の精神が表れているのです。

これまたラグビーの素敵なところですね。

職場やプライベートで相手に腹をたてることもあるでしょう。しかし、ここは特別な縁がある人生の仲間ということで、心の中で「ノーサイド!」と叫んでグッとこらえてみましょう。そして乾杯で杯を交わしていくと、また変わった毎日が始まるかもしれません。

文:Neggy
編集:Ellis Web編集部